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 今日11月17日は、ちょっと大袈裟かもしれないけど僕の人生がガラッと変わった日です。

僕は50歳の時にリストラにあいハローワークの訓練校でパソコンの基礎程度を習いました。後にこれが大いに役に立つのですが、高卒で持っている資格といえば自動車免許だけだったので、雇用保険が切れた後はタクシードライバーとして働いておりました。

 タクシードライバーの仕事をしているとストレスが溜まりたばこを吸ったり長時間座ったままの勤務なので休みの日には歩いて往復1時間くらいの図書館に通っていました。歩くと次の日の勤務が、午前中だけだけど身体が楽なんです。歩くことは身体にいいんだということを実感していました。たばこも病院へ通われるお客様が多いので吸わないように我慢していたら、いつの間にか止めること出来ました。

 そんなある日、図書館で井上ひさしの伊能忠敬についてのエッセイ集を借りて読んでみました。僕が58歳の時です。そのころの僕の小遣いは3万円。半分はたばこ代に消えていました。そのエッセイ集の中に「一身にして二生を経る」という章があって、商人として成功した忠敬は50歳から第二の人生を歩まれたということです。僕の娘たちは大学を卒業し社会人となっている。今度は自分のことを考えるゆとりが出来たんだと思う。それまでにたばこも止めて半年以上たつし、これもなんか自信みたいなものになったと思います。

 よし!僕も第二の人生にチャレンジしてみよう、若いころ予備校まで通って挫折した大学へもう一度挑戦してみようと思いようになりました。もちろんタクシードライバーをしながらです。自宅から働きながら通える国公立の夜間部のある大学は神戸大学経済学部と大阪市立大学経済学部で、あとは私立大学が何か所かありましたが授業料が高く、神戸大学か大阪市大に絞って資料を集めました。両校とも夜間部は昼間部の半額。年間26万円だったと思います。たばこを止めたのでなんとか僕の小遣いで捻出できそう。神戸大学は勤務先のタクシー会社から1時間弱、大阪市大は1時間半。神大は六甲山の麓、大阪市内にある市大は駅からすぐのところにあって、第二の人生を4000万歩も歩いた伊能忠敬に憧れる僕には、駅から上りのある坂道を歩いて25~30分かかる神大にぜひとも入学したいと思っていました。特に六甲台からの夜景が素晴らしいのです!僕の干支であるイノシシがうろついてはいるが。

 両校とも11月に入学試験がありました。神大は社会人枠10人で33人が受験。先に113日(2006年)に神大、18日に市大の試験があり1117日が神大の合格発表です。  to be continue..

 P.S. ずいぶん前に書いた文書を書き加えました。本当は17日にアップしたかったが、もたもたして2日も遅れました。