尼崎市立小田北中学校13期生同窓会クラブ

尼崎市立小田北中学校13期生同窓会のブログです。2003の13組(重信学級)の同窓会、2007の還暦同窓会(全校生徒)、2011の卒業50周年同窓会、2017の古希の同窓会を経て、喜寿の同窓会に向けて情報を発信していこうと思っています。みんなの協力・提案を待っています。

2020年03月

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                                    1970 July One day
   日本人のウェーターは僕を入れて、確か5人くらいだったと思う。僕の隣にいる眼鏡をかけた青年は、モロさんと言う1歳上の方で海外旅行から帰ったばかりの大学生、同じ仲間のムラタさんは一番上に写ってる方です。僕は厨房で3か月ほど仕事をしていましたが、彼のようにウェーターをやってみたいと思い、ドイツ人マネージャに頼んでみました、もちろん片言の英語で。ま、ほとんどの客は日本人なので英語力はあまり問題ではなかったようで、あくる日からウェータ―の仕事に就きました。
 毎日がむちゃくちゃ忙しく働いておりましたが、ある日、サブマネージャ―から英語で何かしゃべりながら食券を渡されてました。サブマネージャーが僕の働きをみて食券を僕にプレゼントしてくれたのだといいように解釈し、厨房で食券を渡し、出来た料理(肉料理)を空いている席で食べていると、他の場所で座っているサブマネージャーと周りのドイツ人ウェーター達が、なぜか僕を見て笑っているのだ!あきれたような顔で! えぇ~!まさかと思っていると東京の一流ホテルから来ている年配の日本人ウェーターに、「それ、サブマネージャーの食事だよ!」って言われて僕は自分の英語力の無さを恥じ、真っ赤になってサブマネージャーの席まで行って謝りました。サブマネージャーは「いいよ、そのまま食べて!」と言ってくれたけど。僕の外国人との初めての英会話は大失敗のスタートでした。
 ・・・その後、モロさん(確か日商岩井に就職したと思う)ムラタさん、そして左側に座っている可愛いケーキ売りの少女(?)あれから50年、みんなどうしているんだろうか? 無性に会ってみたい気がします‼

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 50年前の今日、3月15日(日) の開幕から9月13日(日)までの
183日間、僕は1日も休まず働いていた。場所は上の写真のドイツ館
左に見えるドイツ料理
のレストラン。最初の3か月ほどは厨房内の仕事
だったが、後の3カ月はウェイターとして働いた。
 観客数が 6,421万8,770人だったそうで、毎日約35万人ほどの人々が
訪れたことになりますね!23歳を迎えようとしていた僕は、それまで
なんとも情けない青春時代を過ごしていた。
 順調に青春時代を送っていた人達は高度経済成長期だったので中卒
でも高卒でも公務員になったり堅実な企業で働いていたりで、若者は
車を買って彼女とドライブするのが夢だった時代でした。
 団塊世代最初の大卒者もこの年です。学生運動が終息を迎えつつある中、
そう!あの「いちご白書をもう一度♪」の歌の 
 ~就職が決まって髪を切ってきた時 
      もう若くないさと 君に言い訳したね♪~と。
 この歌は1975にリリースされたが、その当時の(僕は学生では
なかったが!)雰囲気をよく伝えていると思う。
 大学もダメ、彼女(一方的に好きになって!)にもフラれ途方に暮れて、
東京の街をうろついていた僕は帰郷し、万博で働くことになったのです。
僕の新しい青春のスタートが50年前の今日なのです。
だからみんなより10歳くらい若い!?  そんな訳ないよね♪

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