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 若いときのジローズで♪http://www.youtube.com/watch?v=vLa6x4C5ZHc
 私の手元に1963年4月4日付けの重信先生から、その2週間位前に卒業した私たちクラス全員に先生からの心温まるはがきがあります。
 
「日増しに春らしくなってきましたが卒業後如何お過ごしですか 
さぞ仕事を覚えるのに日の暮れるのを忘れ或は進学の喜びに胸をふくらませている事でしょう。たった一年間のつき合いでしたが皆さんにとっては人生における最も大事な時期であったし私にとっても都会の子供に接した第一年目で誠に有意義な日々でした。それだけに色々の想い出も数多く終生忘れることはないと思う。
 いろんな面で皆さんに満足を与える事が出来なかったにもかかわらず卒業にあたっては皆さんの心からなる贈物本当に有難う何時までも利用させて頂きます。
 第一歩が肝心 最初からしっかり頑張って下さい。そして時には遊びに来て下さい。先ずは右御礼まで。              不一 」
 
 51年前のはがきで、すっかり黄土色に変色していますが、先生の声が聞こえてきそうですね。
 昨年8月には毎日、朝日の阪神版に重信先生のご活躍の報道がありました。戦争体験を語り継ぐ講演会「私の戦争体験」で、その悲惨な戦争体験を講演されています。「戦争は命の奪い合いで勝者も敗者も存在しない。国や家族のために働いたと言っても、死んでしまえば何もならない。若い方たちには戦争は駄目だと言える人になってほしい」と呼びかけています。(NHKドラマ「花子とアン」の蓮子さんの息子に言いたいけど、親の言うことを振り切って彼は戦場へ行ってしまいましたね)
 
 戦争を語れる人がだんだんと少なくなってきていますし、今の世の中、何か危うい感じがするのは私だけでしょうか?この機会に私たち重信学級のクラスメイトだけではなく多くの同窓生、重信先生をご存知の方々にも出席していただければ先生も喜ばれると思います。管理人にメールか電話をいただければ幸いです。
 現在、伊丹ユネスコ協会で先生は外国の人に語学を教えるボランティアをされています。同窓会まで、昆陽池公園で毎日毎日太極拳で身体を調節しておられます。  
 重信先生の誕生日会は11月2日(日) お昼12時からJR尼崎駅前「ホテル ホップイン・アミング」開催します。